子ども向け機械学習の入門書「Scratchであそぶ機械学習」を書きました

Posted by jishiha on June 23, 2022 · 1 min read

石原です。

Geoloniaでは、これまでパートタイムで住所API周りなどの開発を手伝っていました(参考: 正規化や住所入力に便利な住所APIをv2にバージョンアップしました)が、5月からはフルタイムでジョインし、位置情報関連のサービスの開発などを担当しています。

このエントリでは、共著で取り組んでいた『Scratchであそぶ機械学習 - AIプログラミングのかんたんレシピ集』がオライリー・ジャパンより2022年7月27日に出版されますというお知らせをしたいと思います。Scratch という教育向けプログラミング環境を使って解説した、子ども向け機械学習入門書『Scratchではじめる機械学習』のシリーズ第2弾で、画像認識、音声認識、ポーズ認識を活用したプロジェクトを実際に作ってみてあそびながら体験しようという内容です。

こども向けプログラミング教育とGeolonia、この2つは全く関係ないように思えて、実はいろいろと接点があるのです。

私、石原は現在「CoderDojo 調布」の共同代表をおこなっているのですが、こどもたちがプログラミングを楽しめる場をつくっていくCoderDojoという活動の日本での立ち上げ期に積極的に関わりました。Geoloniaの代表の宮内は、このとき、関西で一番最初のDojoである「CoderDojo 串本」を立ち上げたのでした。

あとで知りましたが、CoderDojo串本の第一回目には、COOの西川もメンターとして参加していたのでした。CoderDojo黎明期の様子については、Connecting the Dots - CoderDojo編で詳しく書いているので、もし興味があればご参照ください。

また、Geoloniaの大橋も、プログラミングコンテストに参加する高校生たちのメンターをおこなっていたりします。

さらに、Scratchとの関わりで言えば、Geoloniaの地図をScratchから利用できるようにしたgeo-scratchというカスタマイズされたScratchを公開しています。

これを使えば、たとえばゴジラならぬネコジラを操作し、東京湾から上陸しながら、いまどこにいるのかの情報をベクトルタイルから取得し、ラベル上に表示するといったプロジェクトを、とても簡単にプログラミングして作ることができるのです。

来年度からは、GISも積極的に活用していこうという「地理総合」が始まると言われています。プログラミング教育x地理 という分野にもGeoloniaを通して何らか貢献できる形を見つけていけたらいいなと考えています。



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