このブログは Jekyll を使っているので、今までテキストエディター + Git で記事を書いたり公開したりしていたのですが、細かいところで面倒だったり非エンジニアのスタッフが増えたなどの理由で、CMS の導入を検討する必要がでてきました。
一方で、うちの会社はサーバーレスサービスや SaaS を利用して構築されているので、現時点でサーバーというものが1台もありません。
そんな中で CMS のためにサーバーのメンテナンスをする気にはどうしてもなれなくて、Netlify CMS を試験的に導入してみました。
導入してよかったなと思った点は以下の通り。
/admin
用のファイル一式をコピペで設置する & ウェブサイト上には1行 <script />
をコピペするだけ、あとは Netlify とか GitHub の設定をポチポチすれば導入できるので技術的なハードルがとても低かった。CMS であるからにはユーザー認証を経由して管理画面に入る必要があります。
ユーザー認証の実装方法は、簡単にやるなら以下の二通りの方法のどちらかの選択肢があります。
GitHub の oAuth を使った認証は、そのウェブサイトのリポジトリに対する権限をベースに認証されるのだが、このブログは今後非エンジニアも記事を書くので、GitHub アカウントに依存しない方法のほうが良さそうだなと思い、Netlify の Identity を使用して認証を行うことにした。
この方法は、Netlify が提供してくれる認証サービスで、ユーザーアカウントのデータベースやユーザーの管理に伴うもろもろを Netlify さんに丸投げできるので楽ですね。
Netlify CMS を導入する手順を要約すると概ね以下のような感じになります。
/admin
に管理画面用の index.html
と config.yml
を設置。英語なので心理的なハードルがややあるかもですが、ドキュメントのとおりにやればそれほどはまらないはずです。
https://www.netlifycms.org/docs/intro/